金属系サイディングは、ガルバリウム・アルミニウム・ステンレスなどの鋼板が使用されたサイディング。
金属のモダンでシャープな印象が建物をオシャレに演出してくれます。
また基材となる材料が金属なので、窯業系サイディングに比べて長期間メンテナンスが必要なくなります。
元々の金属が水を吸わないので、浸水する心配もありません。
耐天候性もあり、気温変化の激しい寒冷地などで使用するのがオススメです。
価格は金属の主な種類によって前後しますが、アルミニウム、亜鉛、シリコン（ケイ素）から成るガルバリウム鋼板が、安価でサビにも強く、耐候性が高いことで知られます。
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金属系サイディングの特徴
【メリット】
○軽量で、地震の揺れやヒビ割れに強い
○防水性が高く凍害に強い
○断熱性に優れる
○防音性に優れる
○シャープなデザインが人気
【デメリット】
○衝撃に弱く、傷が付きやすい
○サビが発生することもある
○酸性雨に弱い
軽量である金属系サイディングは、自然環境に強い対候性を発揮します。
地震の揺れやそれに伴う変形に対応し、雨水をはじき凍害を防ぐ能力は、窯業系サイディングに見られない特徴。
また断熱材が入っており、省エネ効果も期待できます。
しかし「金属」という特徴ゆえの、デメリットも考慮する必要があります。
物があたれば凹み、大きな温度変化で歪みが発生する場合も。
メンテナンスが必要なのは、窯業系サイディングと同じで、酸性雨や塩害には弱いという部分もあります。
デザインに関しては、窯業系サイディングがあたたかみある雰囲気を演出してくれるのに対し、金属系サイディングはモダンでスマートな雰囲気を演出してくれるため、好みで選ぶとよいでしょう。
